毎年ここ吉祥寺にて開催されております、高井眞展。もう35回以上を 数えます。私がこの画廊に勤め始めたのが2000年の暮れで、半年後に 高井先生とは初めてお会いしました。
初めは「怖かった」という印象です。大きな声で怒鳴ったりなさって私は ビクビクしながら展示のお手伝いをしたのを覚えています。
ところが今は創で個展をされる作家の先生の中で最も楽しみな、お会いするのがとっても待ち遠しい・・・そんな存在となっています。
まず「絵」は、安曇野の絵がメインで、「現場で仕上げる」というのが 先生のモットー。雪の降りしきる中、イーゼルを強風に飛ばされないよう 押さえつつ、(奥様の強力ももちろんアリ)一気に描き上げる。
迫力があります。そして、安曇野に対しての「愛」にあふれています。
そして、「絵」よりももしかしたらお上手なのが、トークです。 いらした方との会話がこちらまで聞こえてくるのですが、なんとも面白く、 つい私まで耳をそばだててしまいます。仕事をそっちのけでついつい 夢中になって聴いています。
奥さまがまた素晴らしい方で聞き上手のうえ、トークもお上手。 是非、皆さま絵とトークを楽しみにいらしてください。
高井眞展は27日(水)まで です。
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