2010年にお声を掛けて、一度組んで頂いた3人の作家さん。 ガラスの星野環さんと、陶芸の井上真由美さん、日本画の丸橋正幸さん。 その3人の二回目の展覧会です。
今回のDMをご覧になってもお分かりのように、3人のトーンが 響き合って、他の誰のことも邪魔していないんですよね。このDMの為に それぞれが選んだ作品もお互い他の二人がどんなものを出すのかを 知らない状態で、選んだものだとか・・・全く違和感なく3つの個性が 溶け合っていますね。素晴らしい!
星野さんのガラスはとにかく美しい。金や銀(銀色に見えるのは プラチナだそうです。銀だと変色してしまうので、その防止のために 上からガラスのパウダーをかける という一手間が必要になるそうです) が、ブルーの濃淡などガラスの色とよく合って、ゴージャスな印象です。
思いっきり豪華な感じを受けるのですが、星野さんは、日常的に 普段使いにどうぞ使ってください、と。❤型の酒器3点セットが 今大変気になっている私です。
井上さんの作品は今回登り窯を使って焼かれた、火襷(ひだすき)の お皿もございます。薄いとダメになってしまうそうで、厚く作らないと 登り窯には入れられないのですね。
そのまま火にかけられるかわいいお鍋もあり、お粥など作ったら 素敵過ぎます。そんな生活にあこがれます。
丸橋さんは日本画の他、布と和紙、植物などを使って独特な世界を 表現されています。ミシンも使ってらしてちょっとびっくり。
3人がそれぞれの個性を生かしながら、邪魔しないで作り上げた 空間に遊びにいらしてください。食器などは、どうぞ手に取って 持った感じも味わってください。
3人展は6月5日(水)まで、開催中です。
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