今日からの展示はドイツ人のご夫婦の作品、銅版画に手彩色のものを 集めてみました。何度もお世話になっている画商さん、ナカノギャラリーの 企画によります。
30年前ナカノさんはご夫婦でドイツのフランクフルトにアートフェアを見る 為に行かれました。そこで、ハウクご夫妻の銅版画と出会い、何点か 買い付けて日本に紹介なさったのです。
価格もお手頃ですし、作品に派手さはありませんが、植物だけでなく虫や 動物が自然に寄り添うように描かれていて穏やかな気持ちになります。とにかく 細かいです。花も葉も木も気が遠くなりそうなほど緻密に描かれていて 枝など毛細血管みたいです。
銅版画を刷るときは、力一杯押すので使用する紙はかなり厚いものになります。部分的に絵から飛び出ているように見えるのも魅力の一つです。
ぜひ、ご自分の目で細かさを確かめてみてください。 この展示は来週9日(水)まで開催いたします。
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